2014年7月13日日曜日

残るお店

無垢な白いお皿もいいんだけれど、ギャラリーなんかで、お皿を眺めてあれを盛ろうとかこんな料理はどうかと考える時間は至福でお皿そのものよりも、そんなわくわくやドキドキを購入した気分がする。もちろん飽きることもあるのだろうけど、日々の生活の一部に想像力を増長してくれるものがあるというのは嬉しい。今、流行っているイベントや騒がれている商品にその余地があるかと考えるとどうかなぁと。残るものはその想像のきっかけをつくり、その想像で人が元気になったり楽しんだりすることで常に新しく、新鮮に在ることができるのだろうな。完璧なお店ではなく、何かを想像させるお店を作るんだ!っていうお話。

2014年7月1日火曜日

床を磨く

閉店後のお店の床にオイルを入れた。一定のリズムでオイルを摺り込んでいく作業は日曜の忙しさを忘れさせてくれる反復運動。
この仕事の何処に自分を表現できるか。染み込んでいくオイルとともに僕の何かも沁み込んでいったらいいなと考えてにやにやしながらの作業。来年には僕は自分のお店を始めているはずで、多分にやにやしながら床を磨くんだ。